2013/03/25

お買い物!

こんな ネックレス

買いました。






材質は『緑壇生命樹』
さて、緑檀とは聞いたことがない樹種名である。紫檀、黒檀、白檀までは知名度は高く、昔から貴重材として誰でもが知っている。
緑檀といってもさっぱりわからない方が多いので

生命の木
ワシントン条約で輸出が規制されるほどに希少
世界一重い木
緑色の艶めき

これだけあれば絞り込むには十分すぎるほどである。間違いなく中米から南米北部に分布するハマビシ科ユソウボク属のリグナムバイタ、あるいは、同名で流通する同属他種、近縁種であろう。

この材は重く、硬く、まるで硬質樹脂の塊のようである。削り面は塗装なしでツルツルのピカピカとなる。
この思いっ切り硬くて加工困難な木材をここまで細かく仕上げていることには感心する。前からこの材の端材が販売されていることや、数珠に加工されたりしている例は承知していたが、こうした彫刻作品が存在することは初めて知った。
商品素材のネーミングとしての「緑檀」は知名度が低いが、「リグナムバイタ」ではお年寄りには親しみにくいし、かつての梅毒特効薬の名残の「癒瘡木(ゆそうぼく)」の名前では印象がよくない。これらに比べて「檀」の字の効果は絶大で、一気に高貴な雰囲気が漂ってしまうので、思い切って購入しました。